株式

国内株式

企業が事業の資金調達の為などに発行しているもので、投資家がその株を購入した資金を使い事業を拡大しています。 投資家は、その株を買うことで株主として株主総会に出席して経営に参加したり、企業の製品を入手できるなどの様々な権利を持つことができます。 株価の安い時に株を購入し、高くなった時に売却すれば大きな利益を手にすることができますが、初心者が大きい利益を生み出すことはかなり難しいと言えます。 買った株を第三者に転売することができ、株を転売すると会社のオーナーの権利等は、新しいオーナーに移ることになります。

株を買うということは、
株主になる = 出資者になる = 会社のオーナーの一人になる
ことを意味します。

また、株式投資には政治や経済、為替や金利の変動などを左右する危険性を持ち合わせています。

単元未満株取引(プチ株・S株・ワン株)
株式を売買する際の最小単位で、主に株式分割等で発生します。 金融商品取引所では取扱うことができない、株主総会への出席など、議決権の行使ができるための最低株式数で、1単元に満たない株式のことです。 企業が一定の株数(10株・100株・1000単位が主流)をまとめて1単元とすることができ、企業で自由に設定することができます。 売買単位は1単元で、1単元につき1議決権が認められています。
株式ミニ投資(ミニ株)
単元株(最低取引単位)の1/10の株数から売買できるシステムです。 小額の資金での投資が可能で、初心者にも入りやすい制度です。 株の名義は証券会社にある為、株主総会での議決権はなく、株主優待も受けられませんが、株式分割や配当金は受け取れます。
株式累積投資(るいとう)
指定した銘柄を月々1万円以上1,000円単位の一定額(上限100万円未満)で同一株を購入する投資方法のことで、株式を 購入し積み立てる仕組みになっています。 時間の分散によるリスクの軽減ができるといわれています。
名称 取引単位 説明 名称
単元株で取引する方法
(現物株式)
単元株
(普通株)
100株 取引する基準となる単位
例)100株・200株・1000株
端株で取引する方法 ミニ株 単元株の10分の1 単元株の10分の1の単位
例)10株・20株・30株…
単元未満株 1~99株 単元株に満たない全ての株
例)1株・2株・26株…
端株 1~99株 単元未満株とほぼ同じだが、
端数が出た時などの限定語

外国株式

外国籍の企業が発行している株式のことで、外国債券や外国投資信託など、外貨建ての金融商品には様々な種類があります。 海外の証券取引所に店頭で公開されたり上場されている幅広い取り引きで、主に外国委託取引、国内委託取引、国内店頭取引の3種の方法があります。 ただし、為替レートの変動による掛け算のリスクがあります。