FX(外国為替保証金取引・外国為替証拠金取引)

日本円と米ドルなどの異なった2種類の通貨を売買して、損益を発生させる取引きのことです。
日本円を米ドルに両替する時の例を挙げますと、
為替レートが 1ドル=120円 とすると、 12万円=1,000ドルになります。
日本に帰国し、米ドルを日本円に戻した時、為替レートが 1ドル=130円 とすると、 手元の1,000ドル = 13万円になります。 このように為替レートが変更されてから売ることで、1万円の利益になりました。 ここまでだと外貨預金と同じになりますが、これを意図的に売買する仕組みがFXです。 FXと外貨預金の違いはレバレッジというもので、外貨と同じ金額の日本円を準備する必要はなく、FXの会社に預け入れた資金を担保に何倍もの金額の取引ができるシステムで、外貨預金と比べると最大約25倍の資金効率になります。 もうひとつの特徴にスワップポイントというものがあり、低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買うことによって生じる金利差の差額のことで、いわゆる利息のようなものです。
取引方法や取引スタイルには様々な種類があり、会社によって多種多様です。
また、株式市場等のように取引時間が決められておらず、土日を除く24時間取引可能で、インターバンク市場が全世界に繋がっている為、眠らない市場と言われています。 ただし、レバレッジが高い分ハイリスクハイリターンになる為、ギャンブル以上の危険がつきまとうのは否定できません。

注文方法 説明
成り行き レートや時間を気にせず今の水準で売買
指値 レートを指定して売買
逆指値 レートを指定し、指定レートを超えると成り行き注文される
OCO
(オーシーオー)
指値・逆指値をセット注文し、どちらか約定で残りの注文が自動でキャンセルになる
IF-DONE
(イフダン)
新規注文と決済注文をセットで出せる
IF-OCO
(イフオーシーオー)
IF-DONEにOCOをプラスした注文
トレール 逆指値をレートではなく値幅で設定しレートの動きに応じて逆指値の指定レートが変動
ストリーミング 現レートを指定し売買
時間指定成行 指定した時間に成行注文を発注
時間指定指値
(逆指値)
指値(逆指値)注文と時間指定をし、指定時間までに指定レートに達しなければ指定時間に成行注文が発注される
ワンクリック ワンクリックで注文
クイック 新規の売買、ポジション管理、決済がひとつの画面上で出来る
ワンクリック決済 ワンクリックで決済
一括決済 同一通貨ペアの複数のポジションを、成行、指値、逆指値で一気に決済
通貨別全決済 同一通貨ペアの複数のポジションを一気に決済
買全決済 同一通貨ペアの買いポジションを一気に決済
売全決済 同一通貨ペアの売りポジションを一気に決済
全決済 通貨ペアに限らず保有しているポジションを一気に決済
pip差決済 あらかじめpip差を設定しておき、新規注文時に自動で決済中文を登録
ドテン 保有の売買ポジションを1操作で決済し、同量の売買ポジションを建てれる
金額指定全決済 指定金額以上の損益が出た時、レートに関係なく保有ポジションを全て決済できる
トリガー 指定金額になったら指値を注文。
の様に条件をクリアするまでは指値、逆指値注文を待機中としておくことができる。
条件をクリアすると待機中から注文中に変わる。