その他

先物

先の一定期日に、特定の原資産を現時点で決められた価格で特定の商品を取引する契約のことです。 取引対象は、穀物や石油や金、さらに国債などの金融商品など種類は様々です。 取引の際に証拠金と呼ばれる数%の担保が必要で、証拠金に対して数十倍の取引を行うことができる仕組みとなっています。 ただし、この仕組みは損失の面でも同で大きなリスクに繋がりますので注意が必要です。

金地金や金貨、純金積立といった現物取引や、金相場に連動した上場投資信託(金ETF)や金先物取引、投資信託としての金鉱ファンドなどがあります。 株式や債券は発行している会社が倒産すると、紙くず同然になりますが、金は消滅せずに価値を保ち続ける実物資産である為、信用リスクがありません。 経済に影響を受けづらく、価格低下しても0にはならないことや、世界中で簡単に換金できるので株式投資等に比べると安心感があります。 利息はないのですが、値動きが大きく、取引はドル建てが基本なので、為替相場の変動にも注意が必要になります。

年金商品

国民年金や厚生年金だけでなく、老後の収入の不安をなくす為に、個人的に入る年金保険です。 この制度は、個人型年金と企業型年金のふたつに分けられ、投資信託、預貯金、保険商品など対象商品は様々で、日本版401kやDCと呼ばれることもあります。 所得控除や退職所得控除など良い面もありますが、安全で確実だがリターンは低い種類と、中途解約時のコストが高い種類があったりします。

預金

預金(国内)
銀行にお金を預けることです。 今はほぼ金利がつきませんが、銀行なら元本割れすることもないので、全ての資産を銀行に預けている人も少なくはありません。 しかしインフレになると、預けているお金は実質目減りすることになります。
外貨預金
円以外の外貨で資産を運用することです。 預けた外貨には期間と金利に応じた利息がつき、外国の通貨は日本円に比べて金利が高いため円預金よりも利回りが良いのですが、円と外貨への交換には為替手数料が掛かったりと為替差損で元本割れする危険もあります。 他に外貨MMFや外国投信など様々な運用商品があります。